幻覚の体験🔯

こんにちは!もう9月半分が過ぎてしまい時の流れが早過ぎて本当にびっくりしています🌾😳

でも秋学期が始まりゼミのメンバーに会えるのがもうすぐってなると嬉しく感じます!!!!

記事で面白いものを発見したので、皆さんにも共有したいと思います🙆‍♀️

10分間誰かの瞳を覗き込んでいるだけで何らかの幻覚体験をするとのことです。
40人の若いボランティアを被験者として採用、2人ずつの組にして、薄暗い部屋の中で1メートルの距離に座らせました。この時の照明は、互いの顔の形は分かるけれど色彩はぼやけるくらいの明度です。
半分のペアは向かい合って互いの顔の自然な表情を見るように言われ、残りは背中合わせで壁を見るように言われました。なお、先入観を持たせないために被験者には何が起こり得るかは伝えられず、ただ「瞑想体験に関するもの」とだけ知らされています。
10分後、被験者らは自分が部屋の中で経験したことへのアンケートに回答。その結果、向かい合わせのグループは背中合わせグループよりも色彩強度が減衰。また雑音が予想よりも大きかったり小さかったりと変化し、加えて酔ったようなぼうっとした気分になり、時間の進みがゆっくりになったと感じました。加えて90%が見つめた相手の顔が崩れてゆき、75%が怪物の顔を見ており、50%が自分自身の顔の要素が見え、15%は親類の顔を見たとのこと。

これは現実からの分離症状だと指摘します。この現象のベースにあるのは「顔が崩れて見える」ことにあり、怪物などのように見えることではないとのこと。つまり、薄暗く外部刺激の乏しい状態で相手の顔が崩れて見えるとき、脳が現実に復帰しようとして、欠落した情報を埋めるためにありもしない顔を見せるのではないかということ。

「電気を消した天井の木目が人の顔に見える」のように、薄暗い中で何かの姿が見えたように思う体験は誰もがしたことがあるはず。
そうした状態で人間の目という極めて印象の強いものを見続けることで、その顔が怪物や自分、よく知る親類のような見慣れた顔へと変わってゆくのは確かに十分ありそうな話です。
なお人の目よりは効果が落ちますが、薄暗い部屋で鏡に写る自分の顔を10分間見続けることでも幻覚は生じるとの研究結果も出されています。

人間の目と脳って面白いなって思いました。