絵が上手い人と下手な人の違い🎨

すやかです🌞
「絵」と一口に言っても、ど素人の私では何が上手いのかさっぱり分からない領域のものもあります。上手いってなんだ…?と迷宮入りしてしまいそうなので、今回は「絵が上手い」=「見たことのあるものや見ているものが上手く描ける。写生が上手い」といったイメージで調べました!

 

まず原因として考えられるのは「記憶のイメージが大雑把」であることです。絵が上手く描けないのは、頭の中で、対象の細かな特徴や形を頭の中ではっきりと思い浮かべられないから。

 

では、目の前にあるものなら頭の中で描く必要も無いし上手く描けるはずですよね。しかし写生が上手くできないのは、本当に見たままでは描いていないからです。私たちは頭の中でシンボル化されたイメージ(雲はこんな形であるはず、花びらは丸い、とか当たり前のイメージ持ってますよね)を無意識に描いてしまうそうです。

 

以上2点が、絵が上手い下手に関わる要因として挙げられます。しかし私は、絵も技術ですし、幼い頃から絵に対して意欲的であったかどうかも大きな要因だと感じます。苦手意識が幼い頃からあれば、消極的になり、上達の機会を失ってしまうと考えられます。

 

教育の分野では図工に対する苦手意識について研究されています。小学生が図工に苦手意識を持つのは「上手く描かなければいけない」という認識があることが大きいそうです。小学生だとそんなに技術の差はないはずなのに。苦手意識によって図工に消極的になってしまうのは勿体ない…「上手く描かなければいけない」という認識ではなく、描くことを楽しめるような環境が幼少期には必要ですね。

 

(議論が逸れた気もしますが…)私は絵の上手い下手は①イメージの正確さ②シンボル化されたイメージの影響といった能力面に加え、幼少期の環境と意欲も関係すると考えます。私は親戚にアーティストがいたので、自分も描いてりゃ上手くなれると思ってました!描けば褒めてくれる人も沢山いましたし…そういう勘違いのような謎の自信を持つことは大事なのではないでしょうか!

 

参考:

http://www2.lib.yamagata-u.ac.jp/kiyou/kiyoued/kiyoued-16-2/image/kiyoued-16-2-041to055.pdf

知識の宝庫!目がテン!ライブラリー