花粉症
こんにちは🍒すでに夏みたいな暑さですね。春先にスギやヒノキの花粉が飛び交っていました。花粉症の私は鼻水、くしゃみ、目の痒みがありました。一度花粉症が治ったのにも関わらず、最近また花粉症の症状が出てきました。そんな私と同じ人はいませんか?今はイネ科の花粉が飛び交っているみたいです。
そんな花粉症ですが、たまに果物を食べても花粉症のような痒みが出ることがあります。それは口腔アレルギー症候群と言います。
口腔アレルギー症候群とは果物や生野菜に含まれるアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)が、口の中の粘膜に触れて起こるアレルギー反応で、体内のIgE抗体(アレルギー物質に対する抗体)が関係しています。このアレルゲンは小腸に到達する前に壊れるため、主に口の中だけで反応が起きます。花粉症の人には花粉のアレルゲンに対するIgE抗体があります。生野菜や果物のアレルゲンは花粉のアレルゲンと構造が似ているので、IgE抗体が構造の似たアレルゲンと反応し、口腔内でもアレルギーが起こることがあります。これを「交差反応」と言います。この交差反応により、花粉症の方が生野菜や果物を食べたときに口腔アレルギー症候群が発症することがあります。
みなさんは花粉症ありますか?日本人の約38.8%がスギ花粉症というもはや国民病です。花粉症は市販薬で治めてしまいがちですが、病院で一度検査してほんとうに何のアレルギーなのかわかると良いなと思います。
花粉症の影響で口腔アレルギー症候群になると食べられなくなる食べ物が出てきてしまいます。そうならないように、事前に予防できればと良いですね😊
[参考文献]
花粉症ナビ 口腔アレルギー症候群