日本に生まれてよかった

こんばんは〜りおです🕺

2021年になってもう1ヶ月が過ぎると思うとやっぱり時が過ぎるのを早く感じますね。

今日は少し前に気になったニュースを紹介したいと思います。

昨年の12月2日、「香港の民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)、周庭(アグネス・チョウ)、林朗彦(アイヴァン・ラム)の3氏に対する量刑言い渡し公判が開かれ、裁判官は3人に実刑判決を言い渡した。」というニュースを目にしました。

みなさんもテレビなどで香港で大規模のデモが起こっていて、傘をさすデモ隊vs香港警察の激しく戦う場面を見たことがあるかと思います。

この3人は香港政府の「逃亡犯条例」改正案に抗議するデモを扇動したとして逮捕され、黄氏が禁錮13カ月半、周氏が同10カ月、林氏が同7カ月の実刑判決が言い渡されたそうなのですが、、、😱

そもそも「逃亡犯条例」とは、

香港以外の国や地域で罪を犯した容疑者を、犯罪が起きたその国や地域の要請に応じて引き渡せるよう定めた条例のことで、例えば、アメリカで犯罪を犯した香港人アメリカの法で裁くことができたり、逆に、香港で犯罪を犯したアメリカ人を香港の法で裁くことができるというものだそうです。しかし、香港はこの条約を中国とは結んでいませんでした。

今回問題となった「逃亡犯条例改正案」は、犯罪者の身柄引き渡しを簡略化して、引き渡し協定を結んでいない国からの要請でも容疑者を引き渡せるようになることです。

つまり、これは、もちろん中国にも適用されるため、事実上、香港の一国二制度が崩壊することになるので、香港市民の怒りを買い、大規模の抗議デモへと繋がりました。

具体的に言うと、この改正案が適用されると、中国側から、この人は中国の○○法に違反している疑いがあるから中国側に引き渡せ!中国の法律で裁いてやる!という事が簡単にできるようになるということです。

現在の香港は、日本と同じように民主主義であるので、TwitterYouTubeInstagramなど個人が自由に発言したり、情報を得る手段が自由に使えたり、政治的発言、政治批判を自由に行うことができます。

しかし、この改正案が適用されると、中国の法で禁止されているこれらのSNSの使用ができなくなったり、中国共産党の政治批判により逮捕されることが有り得る状況になってしまう可能性があります。

このように言論の自由を奪われ、一国二制度が崩壊し、どんどん香港が中国に吸収されることを危惧した私たちと同年代のこの3人が、抗議活動を行いましたが、逮捕され、実刑判決を下されました。

私は今まで日本で生きていく中で言論の自由が脅かされる恐怖を感じた事はありませんでした。自由に考え、自由に発言し、自由にSNSを使ってきました。しかし、このニュースを見て、世界には、その自由を奪われないように命懸けで闘っている同年代の人々がいることを知り、同年代なのにこんなに行動していることがすごいと思えたのと同時に日本に生まれた自分はラッキーだったなと感じさせられました。

今までにない真面目なブログになってしまいましたが😂「自由」について少し考える良いきっかけになりました!個人的に香港は中国にならず自由な雰囲気の香港のままでいてほしいです!

 

《参考文献》

https://www.bbc.com/japanese/55157259.amp

https://lifeisjourney55.com/2581/