疑念効果

こんにちは。ゆめです。

卒論のために今読んでいる「そのクチコミは効くのか」という本を取り上げたいと思います。その中でも印象的だったのが、疑念効果というものです。

疑念効果とは、久保田、澁谷(2018)によると、

例えば、ソーシャル型プラットフォーム(@コスメなどのオンラインでの個人間コミュニケーション)で化粧品のクチコミを見たときに、良いクチコミ(肯定的なクチコミ)があるとそのブランドの評価は高まると思います。しかし、プロモーショナル型のプラットフォーム(ブランドのサイトに記載されているお客様の声やレビュー)では、良いクチコミばかりが記載されていると、企業の良いように書き換えられているのではないか、悪いクチコミ(否定的なクチコミ)は消されているのではと感じると思います。私たちもこれを理解しているので、良いクチコミばかりが揃っていると、上記のような疑念が生じ、ブランドの信用性が低下し、良いクチコミの影響も弱まると考えられます。これを疑念効果といいます。

確かに、化粧品を買う前にブランドのサイトに載っているクチコミを見ると、いい事しか書いていないと思うことがあります。

この疑念効果に興味を持ったのですが、新奇性のあるテーマが思いつかず、全く進みません。この本に何かヒントがあると信じて、このゴールデンウィークに考えてみようと思います!!

 

久保田進彦、澁谷覚(2018)「そのクチコミは効くのか」